どーもこんちは、つーさんです。
今回はビジネスにも恋愛にも使うことのできる、ザイオンス効果というものについてお話ししたいと思います。
別に堅苦しい話は始まらないので、身構えずにお聞きください。
ザイオンス効果は、別名単純接触効果とも言われます。
簡単にいうと、毎日毎日顔を合わせたりしているとその相手に対して好感度が上がっていくという現象ですね。
例えば、高校や中学なら理由もなく毎日顔を合わせますが、おはよう〜と毎日笑顔で挨拶されて気が悪い人はいませんね。
それで、しばらくするとそこになんとなく親近感が生まれて、仲良くなったりすることがあります。
逆に、毎日マイナスな印象を与え続けると評価もどんどん下がってしまいますが。
すなわち第一印象がすっごく悪い人がいたら毎日顔を合わせるだけでどんどん負の印象が強まってしまいますから、第一印象は超大事なわけです。
だから笑顔がとっても大事です。最初に笑顔のイメージがあるとその人の評価は毎日顔を合わせていると上がっていきます。
ザイオンスというのはアメリカの心理学者の名前です。
実験として、被験者に対し、卒業写真からAさんの顔は1回、Bさんは2回、Cさんは10回、Dさんは20回といった感じでバラつかせてみせました。
そし最後に一番印象がいい写真の人はどれ?と聞くと一番多く見せられた顔の人にもっとも好印象を抱く結果になりました。
これがザイオンス効果のもとになります。
これをマーケティングの観点における戦略として利用したものがあります。
具体例を挙げると、テレビCMとかがそうです。毎日のようにCMのフレーズを聞かされたり、見せられたりしていると、
そのCMのタレントに対して好感を持ったり、いつのまにかいつも聞くフレーズを口ずさんでいたりしています。
知らず知らずのうちにその広告の商品やサービスに対しての印象がよくなっているんですね。(あまりにしつこいと不快に感じることがありますが)
他にも一定期間の間、電車のつり革広告とかに広告を置くというのがあります。
駅にも設置したりしていろんなところでその広告が目に入るようにしておきます。
すると、人々の頭にはあの広告ってなんの広告だったんだろうとか、興味を持津ようになったりします。
もしこれが月に一回しかその広告を貼らないとかだったらほとんど気になる人はいないでしょう。
恋愛に応用すると、恋愛ではとても長い時間を何回か過ごすよりも、
ちょっとした時間おしゃべりしたりするのを毎日する方が好感度が上がりやすいということです。
逆にいうと会う頻度があまりに少ないと好感度は落ちていくということも考えられます。
このように、様々なシーンで使われることがあり、より深く勉強すれば応用がきくものです。
ザイオンス効果は一例ですが、心理学というものは面白くて他にもたくさんあります。
仕事や恋愛の質をアップさせるのに学んでみてはいかがでしょうか。
では、今日はこの辺で〜。