どーも!つーさん(@tu_san005)です!
今回は、
そもそも水道局の民営化ってなに?
簡単に教えて!
という要望に応えたいと思います。
水道局の民営化とは?
現在水道局は、国や地方公共団体によって運営されています。
その水道局の運営が民間企業に任せられるよう法改正されるということです。
ですが注意して欲しいのは、「全て民間企業がやるようになる」のではなく、
施設の所有権は地方公共団体が持ったまま、水道の業務を外部委託できるようになったという点です。
整理すると、
- 水道局の施設、設備は行政が持っている
- 運営する権利は民間企業にわたすことができる
という感じです。
民間企業と地方自治体が連携する形になりますね。
背景
水道事業の運営は、
- 人口が減少、エコ化によって収益が減っている
- 施設が老朽化して負担が増加する
ことによってだんだん赤字に近づいています。
今すぐ赤字になるというわけではないですが、そうなる前に早めに対策を打たねばならないという状況です。
水道局民営化の目的
業務の効率化
水道事業を運営していた公務員の数を減らして、民間企業に業務を任せることで地方にかかる負担を減らすことができます。
サービスや技術力の向上
民間企業が新しく参入して競争することによって、サービスのレベルは向上する可能性が高まります。
また、現在問題になっている老朽化や災害への対策として、災害に強く、老朽化しにくい設備を作る技術力の向上も見込むことができます。
今水道局で働いているのは公務員?

そうです。
現在は、国や地方公共団体が水道局を運営しています。
なので、地方公務員が水道局に従事していることになります。
水道局が民営化されたら公務員はどうなるか?
もちろんその運営が民間企業に移ることになれば、働いていた公務員は一般企業の社員と変わらない立場になります。
雇用保険がなくなるだけで、すぐに解雇されることは考えにくいですが、
業績不振になればリストラされる可能性も普通にあるということです。
まとめ 公務員って安泰じゃないの・・?
今回は民営化についての話は簡単にしようと思いましたが、少し長くなってしまいましたね。
「民間企業に任せたら水道代は上がるのか?」「外資に企業が売られるのでは?」といった民営化の部分について詳しく知りたい方は他で検索してくればいろいろ出てくると思います。
僕が調べたところ、発信する人によって考え方が全く違っていてどれが正しいのかは難しかったですけどね。
情報リテラシーって大事だなあ。
あとは、「公務員は絶対安泰」という時代は今はもう終わりつつあるんじゃないかというのが僕の意見です。
郵政、電気通信、鉄道、そして水道とどんどん民営化が進んでいます。
また、これからは「単純労働はAIに奪われる」なんて言いますが、本当にその通りだと思います。
「安定したい」と思って思考停止して公務員をめざすより、時代のニーズに応えるスキルを身につけるべきじゃないな〜って感じます。
今日はこの辺にします!ありがとうございました!