マーケティング

「ドリルを売るには穴を売れ。」を読んでつーさんが学んだ3つこと

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どーもこんにちはつーさんです.

ビジネスをやる上で欠かせない存在、それはマーケティングの概念です。これが理解できていないと、儲けることは決してできないと思います。

ですので、本日はネットでマーケティングに関する本を5冊購入してきました。そのうちの一冊を紹介したいと思います。

「ドリルを売るには穴を売れ。」

このタイトルを見てどんなことを感じるでしょうか。

僕はこのタイトルを見てお客様へ与える価値の本質を知れ!というメッセージを感じました。

どういうことかと言いますと、あなたがドリルを売っている業者だとします。お客さんがあなたのドリルを買いに来ます。では、このお客さんは何を買いに来たのか?ドリルですか?いいえ、違います。”穴を開けるもの”を買いに来たわけです。仮に、そのお客さんに対して、穴を開けたいときに私が100円で穴を開けますというサービスを提供したらお客さんはそれでいいと思えるわけですよ(極端な例ですが)

すなわち話を抽象化すると、このタイトルは”お客さんはどんな目的でその売り手のところへ来たのか”を考えさせたいという意味を持っています。

では、実際に私がこの本を読んで学んだことをまとめますと、

  1. そもそもマーケティングってどんな考え方?
  2. その考え方を理解してどうやって実世界で使えるの?
  3. どうやったらうまくマーケティングができるの?

こんな感じです。へー。この程度のことか。と思うかも知れませんが、これを読まなかったら他のマーケティングの本を読んでも意味なくね?と思うほどには良質な本だと思いました。私はまず初めにこれが一番面白そうだなーと思って読んだのですが、私はそうしたことで大正解だったと思っています。

もちろん、すでにマーケティングについて熟知している方にとっては他のマーケティングの本を読んでも意味があるかとは思いますが、マーケティングのことについてあまりわからないよーって方にはマジでオススメします。いやほんと他の読む前にこれ読んで方がいいって感じです。はっきりいって神です。こんなにいい勉強できるならさっさと買っときゃよかったと思いますね。

ここまで推すのにはもちろん理由があるんですが、この本はマーケティングについての考え方を体系的に、全体像を伝えているんですね。この「体系的」とか「全体像」ってマーケティングに限らずすごい大事な考え方だと思うんですよ。

例えば、アルバイト。アルバイトをしている人は自分がどういう立ち位置で働いているのかと考えることはあまりありません。飲食店の洗い場ならば、ただ洗い物をすることだけが仕事なわけです。洗い物をしているときはあーだりー。時間進まねー。とか意味もないことを考えていますよ。しかし、その立ち位置って会社という全体像から見ると、”洗い物”っていう誰でもできる仕事をとりあえずやっすい給料でやってくれればいいや。と思ってるわけなんですよね。そういう経営者からの視点を考えないと自分がやってることがどんなに非生産的で、時間が無駄なのかが見えてきたりします。

この本をとりあえず読んでおけば、まず、マーケティングというものの全体像を学べます。噛み砕いて説明してくれていますし、本編とともに進む具体的なマーケティングの物語の小説のようなものがあってこんな感じなんだ!というイメージもできます。それでいて、マーケティングの本質や全体像をしっかりと伝えているので文句なしです。ちなみに、その小説部分で私は感動して泣いてしまいました(笑)

本日はこの辺で〜