マーケティング

『USJを劇的に変えた、たった一つの考え方』を読んで見ての感想

Pocket
LINEで送る

どーも、つーさんです。

今日は夏休みが終了し、久々に大学のキャンパスに行きました。周りの友達は「就活始めないと」という雰囲気が蔓延していましたね〜。

 

僕は、家から学校までの距離が2時間かかるので、正直いくだけでかなりの苦痛を感じます。

特に電車という乗り物は嫌いで、空気の悪さが最悪です。今日はイヤホンで勉強しながら本を読むことでその時間をしのぎました。これからは時間を有効に使うためにその習慣を続けようと思います。

 

そんな話はここまでにして先日読んで大きなインパクトと学びのあった本、『USJを劇的に変えた、たった一つの考え方』についてのお話をしたいと思います。

本の大まかな流れ

この本はUSJのCMO(最高マーケティング責任者)に新任した人が、

低迷していたUSJの売り上げをV字回復させ、過去最高の売り上げを突破し、

東京ディズニーランドを突破した戦略について具体的な改善を示しながらマーケティングの考え方を教えてくれるものです。

 

単に具体例を示すわけではなく、しっかりとマーケティングの重要な考え方を体系的に伝えた上で実際の改善策に落とし込んだ話をしてくれているので、

マーケティング初心者にはぴったりでわかりやすい内容になっていました。

マーケティングについて興味を持って知って見たいと思った人、

あるいはUSJが大好きな人でも、

USJがやっている企画の裏側が見れて面白いものになっています。

実際に読んでみて感じたこと

僕自身、マーケティングに関する本について一気に5冊ほど購入し、

これはその中の一冊だったのですが、入門書としてはこれかもう一冊の『ドリルを売るなら穴を売れ。』のどちらかがいいかなと感じました。

 

この本独自の良かった点というのは、様々な具体例が出てくるわけではなく、

常に実際に著者が行ってきたUSJの戦略が見られることでいかにマーケティングが現場で役に立っているかがわかりやすいというところです。

 

あと、僕は経営を復活させるための著者の熱い想いが書かれていたところに惹かれましたね。

USJの入場料は最近、年々値上がりしていますが、なんと客の数も増加しています。普通、価格を上げるとお客さんの数は減少します。しかし、価格を上昇させながら、客の数を増加させるという通常では考えられないことを可能にするマーケティングの力は絶大と思えました。

 

そして、マーケティングの思考回路というのは就職活動を迎える学生にも、会社勤めのサラリーマンにも役に立つと思います。

 

例えば学生なら、マーケティングの考え方を知っていることで、自分が行きたい企業について詳しく調べた時、

ここを改善すればもっと業績が伸びるのではないかとか、

この経費は無駄なんじゃないのか、

など、今までにはなかった視点で分析できるようになります。今の日本ではマーケティングの考え方が浸透していない企業がたくさんあります。

面接で自分のことばかりをアピールするだけではなく、企業についての自分の意見を述べられる視点を持てば、他の就活生との差別化ができることでしょう。

 

最後に

マーケティングの考え方はとても役に立つというお話はさせていただきましたが、この本ではその基本的な部分(最も重要な部分)を初心者にもわかりやすく伝えてくれています。マーケティングの基本的な用語も知らない人でも、本を読み慣れていない人でも楽しく読めることと思います。

 

マーケティングについて少しでも興味を持ったあなたはチャンスです。

この機会にマーケティングの考え方を身につける第一歩を踏み出して見ませんか?

 

 

P.S

僕は本当に今の段階でマーケティングに出会えて良かったと思います。視点がガラッと変わりましたから。ではではこの辺で〜